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How to be a gentle woman

by Shinzone Creative Director

アイデアと情熱

18年前にShinzoneをオープンする時、取り扱いたかったブランドがBALENCIAGAとMARTIN MARGIELAだった。

BALENCIAGAは取り扱いが決まったけど、当時MARGIELAは色んな理由で出来なかった。

現在は想いが叶いMARGIELAを取り扱うことが出来ている。

どうしてMARGIELAが好きなのか、当時のことを思い返す。

とにかくカッコ良かった。

マルジェラはエルメスのデザイナーになるまでも素晴らしいし、それ以降も素晴らしい。

自分がカッコイイと信じることを貫いて、アイデアを自分たちの手で実現して行く感じがたまらなく好きだった。

ジーンズをリメイクしたり、ジーンズにペンキを塗りたくって見たり。

ジャケットを逆さまにしてみたり、実に前衛的だけど、必ず上品さがそこはかとなく芳(かおる)。

エルメスのデザイナーになって、最上のクオリティを知り自身のブランドにもそのことが大いに反映されたと記憶している。

たくさん洋服を着てきて、買い物をする時に一時はクオリティ(品質)が良いことに重きをおいていた時期がある。

でも最近は作り手のアイデアや情熱を感じるものをみると欲しくなる。

その際は、そこまでクオリティは気にならない。

大胆不敵で、有りそうで無いアイテムだったり、そこでしか買えない熱を感じるもの。

こういうものが欲しい。でも、あくまでも上品さがあるもの。

買い付けをするときに、心動かされるのは恐れ知らずな感じや常識に縛られてない自由な発想に感動するからだとだと思います。

なぜマルジェラさんが辞めてしまったのかは知る由も無いけれども、現在のメゾン マルジェラにもそのスピリッツは脈々と流れているのだと思う。

この写真集を見るたびに、すごいなって思います。

アイデアをカタチにする情熱。

もっとも大切にしたいことの一つです。

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